VIXに着目した投資タイミング

さて、1552について研究をつづけたところ、以下の事実が明らかになりました。

・1552はVIX短期先物インデックスに連動させている。
・VIX短期先物インデックスは、シカゴ先物取引所(CBOE)のVIX先物翌月物と翌々月物を使い、日々翌月物を売り、翌々月物を買うことで平均残存日数が30日に維持されるようにオペレーションした場合の投資結果を表している。
・VIX先物は、平時には期近<期先となっている(「コンタンゴ」)ことから、平時には安いものを売り高いものを買うことを繰り返すことになり、基準価格が減少していく。
・株価暴落時は、期近>期先となる(「バックワーデーション」)ことから、高いものを売りやすいものを買うことになり、基準価格が増加していくほか、両限月の価格の絶対値がともに上昇するため、急激な上昇が生じる。

以上から考えると、VIXが20以下の局面では1552を積み立てる、という戦略は、基準価格が必ず減っていく平時にロングポジションを取ることから、必ず損をする戦略であることが明らかになりました。
したがって、パッシブ運用戦略の資金枠においては平時に組み込む余地なしとなります。

しかし、これにより、CBOEのVIX先物の限月間スプレッドに注目することで、トレンド転換のタイミングのヒントを得られるのではないかと考えられます。

そこで、今後のパッシブ運用の戦略を以下のように考えたいと思います。

①401kの先進国株式インデックスファンドの毎月の積立は継続。
②先進国株式の定期定額積立額を401kの積み立てのみに縮減し、他のアセットクラスの定期定額積立額はアセットアロケーションを維持したまま先進国株式の積立額の縮減に合わせて縮減する。
③今までパッシブ運用資産の定期定額積立を行っていた金額との差額は、タイミング投資のための留保資金としておく。
④401k外で今までに積み立ててきた先進国株式インデックスファンドおよび日本株インデックスファンドは税効果をにらみながら1550及び1346にスイッチしていく
⑤CBOEのHP(http://www.cboe.com/DelayedQuote/DQBeta.aspx)でVIX先物の限月間スプレッドを毎日チェックし、コンタンゴであれば何もせず、淡々と定時積み立てとタイミング投資用資金の留保を続ける。
⑥VIX先物がバックワーデーションに変わったら、1550及び1346を1552にスイッチする。
⑦VIX先物がコンタンゴに戻ったら、1552を1346及び1550に戻すとともに、タイミング投資資金を加えてリバランスを行う。

携帯をスマートフォンに変えたおかげで、⑤⑥⑦は通勤電車の中で簡単に処理でき、全く負担のない状況が実現しています。

これで、暴落をうまく逃げつつインデックス投資の妙味を得ていくことができるか、試してみたいと思います。

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