株式と債券の比率

 パッシブ運用資金のアセットアロケーションについて、株式と債券の比率を時価総額比で決める方法を模索していました。

 今までは、それぞれの世界全体の時価総額のデータが見つからず、実行できていなかったのですが、先日WFE(世界取引所連盟)と言う、世界の証券取引所の業界団体のHP(http://www.world-exchanges.org/statistics)に、毎年末ベースではありますが、データが見つかりました。

 そこで入手可能なデータをダウンロードして債券と株式の時価総額比率を比べてみました。

 債券の時価総額が2008年までしかなかったので、1990年から2008年までのデータですが、もっとも債券比率が低かったのは1999年末で、債券28%:株式72%、もっとも債券比率が高かったのが2008年末で、債券58%:株式42%でした。期間の平均は債券37%:株式63%。「100年に一度」の「ブラックスワン」、リーマンショックの影響の強い2008年末のデータを除外すると、平均は債券35%:株式65%となります。

 このデータは、WEFに加盟している証券取引所の時価総額比なので、必ずしもMSCI全世界インデックスとシティグループ世界債券インデックスの時価総額比とは一致しませんが、構成国はかなり共通しているので、それほど大きくは外れないと思われます。なので、実用上は大きな支障はないと考えてよいでしょう。

 さて、この時今投資すべきアセットアロケーションをどう見るかですが、足元の時価総額比で投資し、常に市場の時価総額比をなぞるように配分するという考え方を取った場合、結局一歳リバランスしないのと同じになってしまいます。
 アセットアロケーションを一定に保つという考え方は、一方が値上がりすれば他方は値下がりするという株式と債券の関係を利用して、ルールにのっとった利食い・損切りを粛々と行う趣旨ですので、これではアセットアロケーションになりません。

 そこで、私はリーマンショックを除外した長期平均的な時価総額比に従い、株式65%:債券35%と言うアセットアロケーションを採用したいと思います。

 今まで株式75%:債券25%で購入していたので、リバランスをしないといけませんが、現状株式は含み損なので、まずは月々の購入額を株式65%:債券35%に修正して、株式が含み益に転じてきたら徐々に債券へのスイッチングを進めていきたいと思います。
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